会員制の高級クラブで働いて高収入と多くの知識が身についた体験談

今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、みちよさん（36歳　神奈川県　主婦）からの投稿です。

今から８年ほど前に会員制クラブで働いたことがあります。

当時私は神田にあるＩＴ系の会社で事務の仕事をしていました。

大学時代から海外留学の夢があり、今の自分の稼ぎでは叶いそうにないため夜のお仕事を始めました。

職場の上司に紹介された会員制クラブ

銀座にある花詩集というお店で働いたのですが、ここを紹介してくれたのは職場の上司でした。

職場で隣のデスクに座っていた５０代の女性と仲良くしていて、副業をしたいと話すと会員制クラブをすすめてきました。

彼女は離婚歴のある独身ですが、離婚後に１０年ほど水商売をしていたそうです。

銀座や六本木のクラブで働いた経験があり、会員制のクラブならリスクが少ないと教えてくれました。

豪華なお店で早速面接

彼女の知り合いの男性が通っているお店でスタッフを探しているという情報をもらい、電話で連絡するとすぐに面接になりました。

お店はそれまで見たことのないような世界でした。

小さな空間でしたが豪華に装飾がされいて、高級感のあるソファーと優しい照明が印象的でした。

床にも柔らかい絨毯が敷かれていて、こんな場所ならピンヒールを履いても歩けると感じました。

会員制クラブの面接で聞かれたこと

面接では職歴や志望動機を聞かれました。

私は夜の仕事はまったくの未経験でしたが、しっかりとした受け答えができるかを特に見られていたと思います。

飲食店で働いたことがあり、常連客と話すのが好きだったと言うと興味を持ってくれました。

面接の結果、無事採用となり水、金の週２日プラス祝前日に働くことになりました。

水商売で働くうえで大切な準備

初心者だったので服装やメイクにも最初は戸惑いました。

ドレスはレンタルが可能でしたが、メイクは自分で練習しました。

実際にクラブで働いてみると想像していたようなケバい人はおらず、きちんと上品な感じでメイクすればいいと分りました。

それまで超ナチュラルメイクだったのでデパートのカウンターでベースメイクのアイテムを買い揃え、口紅やチークなども買いました。

会員制クラブでの仕事内容

実際の仕事内容はママの指示通りにお酒を作ったり、空いたテーブルを片付けたり、お客さんと一緒に席に座って話をするという簡単なものでした。

キャバクラなどは違うと思うのですが、お客さんには社会的に立場のある人が多く、体を触られるなどいやな目に合うことはありませんでした。

身元についても探ってくる人はおらず、昼の仕事場から離れていたので知り合いに会うこともありませんでした。

キャバクラなどの若さとか色気を売りにしたお店ではなかったので、新聞を読むなどしてお客さんの話についていけるように勉強することが必要でした。

銀座で働くことにハードルを感じていましたが、お店では上下関係もほとんどなくママが丁寧にフォローしてくれたので思ったほど大変ではありませんでした。

（０時までの仕事なので木曜日は仕事中に眠くて大変でしたが・・・）

私が水商売で手に入れることが出来た収入

私が働いたのは１年強ですが、時給は３０００円で週２回の仕事で月に１０万前後の収入になりました。

トータルでは１５０万円ほど稼ぐことができ、働いていた会社を辞めてイギリス留学に出発することができました。

給料は月に１回もらっていましたが、希望すれば日払いも可能だと言われました。

一晩で１万円程度稼げるので早くお金が必要な人にも向いていると思います。

また、私は週に２日のみの勤務でしたが毎日バリバリ働いている人もいました。

本業としてやっている人は月に少なくとも５０万円以上は稼いでいたと思います。

実際に働いてから変わった水商売へのイメージ

会員制クラブで働き始める前は水商売に悪いイメージしか持っていませんでした。

留学資金のため恥を捨てて飛び込んだといった感じでしたが、働いてみてこんな世界があるという事を知ることができよかったと思っています。

会社員をしていたら絶対に出会うことのできなかったようなお客さん、スタッフ、ママと知り合うことができ学ぶことがたくさんありました。

お客さんからはオーラとか仕事の秘訣、態度など人生のなかで大切な情報を学んだと思います。

ママは頭の回転が早く大変なときも常に笑顔で女の私でも母性とは包容力を感じました。

私は結婚して主婦になりましたが彼女のような女性になりたいと思います。