お店の見極めがとても大切なキャバクラのお仕事

今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、あきらさん（30歳　茨城県　営業）からの投稿です。

キャバクラで3年程働いていました。

きっかけは、友人から「一緒に働いてみない？」と、誘われたことです。

お店の名前は、「クラブ　オフィス.com」というお店でした。

体験入店が時給3,000円で行えるということで、まずは体験から始めてみることにしました。

身バレには気を付けたいけれど…

体験入店では、まずはお店のシステムの説明や、本人の希望があれば他の女の子と一緒にお客さんの席へ行くこともできました。

料金システムは、時給が3,000円で指名を取ることが出来れば、1,000～2,000円指名料がもらえます。

人気の女の子は1日で10万円程度稼ぐ子もいたので、一般のアルバイトで働くことを考えたら、稼ぎはとても良いです。

身バレに関しては、写真をSNSなどに載せることがあります。

親や友達にバレたくない場合は、事前にお店に相談してください。

私の通っていたお店では、親に内緒で働いている子もいました。

写ることがないよう、お店側でチェックしてくれていました。

ただし、SNSに公開している子の方が、より多くお客さんが集まり、指名を狙うチャンスも増えていきます。

お給料や嫌な客への対応方法

お給料は基本的に、決められた日に受け取ることが原則です。

しかし、どうしても急な出費でお給料が必要な場合は、店長と相談することで、ある程度の融通は利きます。

体験を経て、最初の1年間働いた平均月収は、20万円程度でした。

月によって変動があるので、多い時には25万円程度稼いでいた月もあります。

仕事の内容は、基本的にお客さんとの会話です。

会話の合間に、煙草に火をつけ、お酒を楽しみます。

中には酔わせてこようとするお客さんもいるので、最初は対応に苦労しました。

今では、「男性のお酒を飲んでいる姿が好きです。指とは手首とか、良いですよね。」と褒める言葉を入れながら、飲みすぎないようにしています。

中には酔って怒鳴ってくるお客さんもいますが、店長やボーイさんが助けてくれます。

お店側も、女の子に頻繁に辞めてもらっては困るので、対応はしっかりしてくれていました。

私生活でも仕事の仕草が出てしまいそうに…

煙草に火をつけるにも、お客さんが熱くないように気配りをしないといけないので、慣れるまでコツがいります。

一度、友達と遊びに行った時に煙草を吸おうとする姿を見て、思わずライターをかざそうとしてしまいました。

ふとした動作から水商売で働いていることがバレてしまうこともあります。

注意してください。

水割りなど、お酒の作り方も覚えないといけないので、普段からお酒の飲む機会の少ない人は大変かもしれません。

仕事は、小さなソファーにお客さんと一緒に座るか、向かいあって座りながら接客を行います。

自然とお客さんと密着することも多いですが、笑顔で受け流す気持ちも必要です。

私の場合は、どうしても嫌なお客さんは、お金だと思い込むようにしました。

キャバクラでの服装やお仕事内容

服装は、ワイシャツとスカートです。

お店から貸し出しも行っていますが、皆さん自分専用の物を購入している子が多かったです。

出勤時間になると、店長に挨拶をして着替えます。

着替えが終わると、お店に来たお客さんと一緒に席に行き、スーツや上着をかけてあげます。

飲み物の希望を聞きボーイさんに伝え、時には自分たちで作ってお客さんにお出しします。

後は基本的に会話です、お客さんのメールアドレスを聞きだせば営業も行えます。

積極的に聞いてください。

中には携帯を奥さんや彼女さんにチェックされている方もいるので、事務的な内容で営業のメールを送る場合もあります。

いかに仕事の内容に見せられるか、お店の女の子同士で話し合うことも多いので、楽しいです。

酔ったお客さんに怒鳴られたりするのは嫌ですが、色々なところで気配りが出来るようになりました。

先のことを考えて動けるようになったのも、キャバクラでの経験があったからこそだと感じています。

いい相談相手やメンタルが鍛えられたキャバクラバイト

また、メンタルも少し強くなったように感じます。

最初の頃は怒鳴られては萎縮して何も言えませんでしたが、慣れてくると自然に対応出来るようになっていきました。

解らないことはそのままにせず、聞けるようになっていきました。

お金に関して貯蓄も出来ましたし、使っているお金と稼いでいるお金の確認をしておけば、病気や事故で困った時も自分で何とかできます。

今でも時々メールで店長やボーイさんと連絡を取ることがあり、飲みに行くこともあります。

良き相談相手を得ることができたので、この仕事をしてきて良かったと感じています。