女子大時代にキャバクラバイトをして多くのことを学ぶことができた

今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、わんちゃんさん（25歳　東京都　営業職）からの投稿です。

私が夜のお仕事を始めたのは18歳の頃でした。

その時は大学生で、地元から離れた場所での初めてのアルバイトでした。

友人の知り合いがスナックを経営しているとのことで、「女の子が足りないから1日だけでもいいから出勤おねがいできないかな？」と言われたことがきっかけではじめました。

地元ならでは人脈を築くのにも役立ったスナックでのアルバイト

大分県別府のスナックだったため、そもそもの時給が都会にくらべると安めなのですが日給は大体8,000円以上、同伴をするとプラス1,000円で指名料やドリンクバックなどはないお店でした。

勤務時間は8：00～だいたい25：00でその後アフターがある場合は行っていました。

比較的都会やキャバクラに比べるとお給料は低めですが、私が勤務をしていたスナックは指名料やドリンクバックがないおかげで女の子同士がお客様の取り合いになることはなく、スタッフ全員が協力をしあって勤務をする環境でした。

日払いでのお給料がもらえたので、急にお金が必要！という時にはかなり助かっていました。

週に3～4日アルバイトとして勤務していたので月でいうと13万円程度のお給料でした。

そもそもの大学の数が限られているので「大学生です！」というと「○○大学だね～」という形でバレてしまいますが、親は近くにいなかったため、バレても特に私生活に支障をきたすことはなく、むしろ地元の経営者の方たちがお客様としてくてくださっていたので大学のサークルのコネクション等にもかなり有利でした。

私が実体験したスナックの仕事内容

仕事内容はお客様を楽しませることがお仕事です。

例えばお客様のお話を聞いたり、カラオケをしたり、宴会がはいればお酌をしてそのままお店に来ていただいたりと幅広いお仕事でした。

お客様に気持ちよく帰ってもらい、また来ていただくというルーティーンでした。

基本的にはお客様のお話をきくスタンスがメインでしたが、お客様によってはたくさん飲んでほしい！であったり、一緒に食事に行きたい！など様々でしたのでお客様によって対応を変えていました。

最初に覚える内容としては基本的なマナーになります。

乾杯の仕方、名刺の渡し方、お酒の作り方、タバコの火の付け方などは先輩やスナックのママから学びます。

それ以外のお話やお客様を楽しませることは特にルールはありませんので、覚える内容はそこまで多くありません。

社会人になっても活かせるマナーを学べた水商売の世界

学生時代で夜のお仕事を初めてよかったと思うことは社会人になっても使えるマナーが多くあるという部分です。

例えば、いままで当たり前のように行っていた名刺交換や乾杯の時に目上の人のグラスよりも下に下げて乾杯をする、お酌をする時はラベルを上にむけてグラスに注ぐなど、普段社会人になってから学ぶようなことをスナックでは学べたので社会人としての一般的なマナーを学生時代から学ぶことができたのは本当にいいきっかけだったなと思います。

また、多くお金を使ってくださる常連さんのなかには経営者の方もいらっしゃいました。

経営者の方と社会人になってからはなかなかお話する機会はございませんが、スナックで勤務しているときは様々な経営者目線のお話をしていただいたので勉強になることが多かったです。

もちろんお金を稼ぎたいという思いで始めたアルバイトでしたが、こういった部分でも改めてスナックで働けてよかったなと思います。

逆にドリンクバックや指名制があるお店ですと長く続けていられなかったのではないかなと思うので、自分自身が働きやすい環境を探して自分にあったお店を探していくのが夜のお仕事につくポイントかなとおもいます。

スナックで働いた経験はこれからの自分にとってもかなり必要な経験で、教えていただいたことを活かしながら社会人としても頑張っていけたらなと思います。