キャバクラ嬢を体験して感じたメリットとデメリット
今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、renhiroさん(33歳 静岡県 主婦)からの投稿です。
お店のトップを狙うような働き方では無く、緩く働いていました。
しかし、それでも普通のアルバイトとは比較にならないほどの高時給なのがキャバクラ嬢。
そんなキャバクラ嬢を体験したrenhiroさんが、キャバクラという仕事のメリット・デメリットを教えてくれました。
今は夜の仕事はしていません。
若い頃、手っ取り早くお金が欲しくて18歳から21歳までの3年間、あくまでバイトでやっていました。
学生でしたし夢があったので本業にはするつもりはなく、週3位のペースで出勤していました。
友達の紹介で始めたキャバクラバイト
初めてのお店は友達の紹介で、それからの何店舗かは街のキャッチやDOMOなどのバイト情報誌でした。
1番長く務めたのは名古屋のviviというお店で時給は2500円~3000円。
1日8時から1時位までで月に18万。
そこから10%引かれていましたが、指名料などを合わせると手取りで18万は頂いていました。
努力をすればするほど沢山稼げるのがキャバクラ
当時は若かったし、軽い気持ちでしたので指名を取りたいとか営業メールや店外での付き合いなどは特に努力もせず、時給分もらえていれば満足でしたので楽だなぁと感じていました。
自分がどの位置でやっているのか、ある程度の割り切りがあればやはり他の仕事に比べたら楽にすぐに稼げる仕事だと思います。
日払いも可能な事が多いのですぐにお金が必要な場合も助かります。
女の子の中で上位に入りたいと思う場合は、やはり年上の方達が楽しめるよう、話題が豊富でないと限界があると思います。
そうなってくるとかなりの能力が必要なので、中には時給7,000円の子もいました。
それはその子の能力と努力に見合っていたと思います。
キャバクラで高収入を得るために必要なこと
想像はつくかと思いますがお酒やタバコに関して常に気を配ります。
会話が途切れないように話しながら行います。
ボディタッチなどの心配は多少はありますが、店内であればボーイがいますしあまり不安になる事はないと思います。
お客様を見極めるのも大切です。
あくまでこの場を楽しむだけと割り切った方が多いですが、中には下心しか無いような方や本気になってしまう方もいます。
キャバクラバイトでの怖い体験
痛い失敗も沢山しました。
当時の私はあまり危険な事と考えていなかったので、住んでいる家の近くの情報など会話の流れて何となく話していました。
こっちは冗談で言った事も本気にしていたようで、彼は軽くストーカーの様になり家の近くまで来たり電話の嵐、怖い思いもしました。
仕事やお金よりやっぱり自分が大切です!
お店の中では他に沢山の人がいますが、会話は二人きりのものだし、何を話すか、どう思われているのか考える、はっきり断れるか、自分の身は自分で守るしかないと思います。
色恋も沢山あるので流されやすい性格な場合はこの仕事には向かない気がします。
これ1本でやっていくなら結局、仕事への理解と時間的な問題から同業者とのお付き合いが妥当になってくると思います。
金銭感覚もおかしくなりますしね。
キャバクラは自分が商品ということを忘れずに
他にはやはり女の世界ですので色々あります。入店したら派閥とまでは言いませんが、ある程度在籍の女の子の様子は把握しておいた方が働きやすいと思います。
製品を売ったりするのとは違って自分が商品であり、自分自身を売っているという事はきちんと理解しなければ危険だと思います。
その上に成り立つ高時給ですよね。
タレントと同じ程ではありませんが、いつどこで誰に会うか分かりませんからリスクは常にあります。
キャバ嬢を体験して感じたメリット・デメリット
私にとっての最大のメリットはお金、そして最大のデメリットもお金でした。
すぐに稼げる楽さから、多少の大変な事や怖かった思いもしたけど、やっぱりお金があることは幸せでした。
ただ、学生で他の仕事をしたことが無かったので時給の感覚が完全に狂って、その後はしばらく安い時給では働く気になれませんでした。
就職して結婚もしましたが、未だにどこか当時の甘い蜜が忘れられないでいます。
金銭感覚は置かれた状況で変化していくのでまだしばらくは我慢が必要そうです。
目標があったり、リスクをきちんと肝に銘じて働けばバイトとしてはかなりいいものになると思います。
お店のトップを狙うような激しい働き方ではなく、ゆるいペースでキャバ嬢を続けていたようですが、それでも10代の学生では中々稼げないようなお金を稼いでいたようですね。
やはりキャバクラという仕事は未だにお金が稼ぎやすい職業だといえます。
しかし、renhiroさんも経験したようなストーカー被害などの危険性もある職業です。
私のような黒服のボーイが出来る限り守るようなシステムにはなっていますが、気をつけなければならない点だといえます。
そこまで頻繁にあるような危険ではありませんが、そういうこともあるんだという事前の心構えがあれば、更に働きやすくなるでしょう。