月収100万円を稼ぎながら人生経験が出来た私のキャバクラ体験

今回の「キャバクラバイト体験談」は、daisyさん（36歳　女性　東京　主婦）からの投稿です。

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私がキャバクラで働き始めたのは22歳のときで、この業界にしては少し遅めでした。

でも若い子から20代後半のベテランの方まで幅広くいるお店だったので、年齢のことはあまり気になりませんでした。

その頃はアプリではなく、タウンワークなどの求人誌で探すのが一般的でした。

稼げるときは月100万円ほどでかなりのやりがい

私が入ったのは、京都の「ZOO」という大きなお店です。

友達が先に働いていたので、紹介で入りました。

お店に入ったばかりの頃は、うまく会話ができず、ヘルプにつくばかりで面白くありませんでした。

うまく話せず、お客様を怒らせてしまったこともあります。

それでも夜の仕事は時給がいいので、20万円くらいは貰っていたと思います。

お金に困っている子は即日渡しも頼めばできていたみたいです。

私は普通にまとめてお給料日に頂いていました。

そのうちに話し方や稼ぎ方のコツが分かってきて指名や同伴も増え、入店して3か月くらいでトップ3に入るようになりました。

お給料は少ないときは40万、年末の稼ぎ時は100万円くらい頂いていました。

平均で60万円くらいでしょうか。

飲み代の安いお店なので、頑張ってそれくらいです。

高級店ならもっともっと貰えると思います。

一番大切な仕事はお客様と楽しく会話すること

仕事内容は、基本的にはいかに楽しくお話するかです。

お酒は飲めるにこしたことはありませんが、弱くてもノンアルコールカクテルなどでごまかして、上手に働いている子もいました。

私はかなり飲める方だったので、ボトルが空くのが早かったです(笑)あとはライターでタバコの火を点けたり、お酒を作ったり、グラスの水滴を拭いてあげるくらいです。

ライターとハンカチは必須アイテムです。

ヘアセットとドレス代は多少かかると思います。

稼げるようになるまでは、その出費はちょっと痛いかもしれません。

ドレスはネットで探せば安くて可愛いものがいっぱいあるので、うまく着回すといいです。

そんなに何十着も用意しなくても、洗濯の間の替えがあれば大丈夫です。

身バレやストーカー被害対策にした行動

私は源氏名を使って、本名は絶対にバラしませんでした。

経歴も適当に設定していました。

アフターの後、タクシーで送ってもらうときも、家から少し離れたところのコンビニで降ろしてもらうなど、徹底的に身バレをしないように気を付けていました。

ストーカーなどの被害にあわないためにも、それだけは気を付けておいた方がいいです。

その反面、本当に親しくしていたお客様には、辞めてからもプライベートで会うこともありました。

それは男女の仲ではなく、人として信用できる人だったからです。

働いて良かったのはたくさんさまざまな経験ができること

キャバクラで働いたことは、自分としてはやって良かったと思っています。

いろいろな人に出会って、人生経験を積めたと思うからです。

初対面の人と次々に話すので、度胸がつきましたし、人を見る目や場の空気を読む力もつきました。

同伴で美味しいものを食べることが多かったので、舌も肥えたかもしれません。

バッグや洋服など、多少は高額なプレゼントも頂きました。

もちろん嫌なこともありました。

お酒の席なので、触られるくらいのセクハラは日常茶飯事ですし、キスされてしまって泣いたこともあります。

でも、慣れてくればうまく交わせるようになるので大丈夫です。

それ以上に楽しかった思い出の方が多いです。

女の子同士は割と仲が良かったので、いい友達もたくさんできました。

みんなで遊びに行ったこと、朝まで語り合ったことはいい思い出です。

今はごく普通の主婦で、真面目に子育てしています。

あの頃に散々飲んで騒いだせいか、もうすっかり落ち着いてしまって、今は飲みに行きたいとも思いません。

子供は今は小さいのでもちろん言いませんが、大きくなったら、過去の話をしてもいいかな、と思っています。