水商売歴を11年経験した大ベテランが語るキャバクラバイトの秘訣

今回の「キャバクラバイト体験談」は、みゆきさん（47才　女性　宮城県　販売）からの投稿です。

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私が初めて水商売で働いたのは18才から19才の約一年間と29才から39才までの約10年間です。

足かけ11年とやや長めでした。

勤めた職種はパブのホステス、スナックのホステス、派遣型コンパニオンです。

私が働いたお店はすべて友達からの紹介でした。

高収入ということで水商売の世界に入って

水商売で働いていると他のお店からスカウトのお話しをされることも少なくありませんでした。

そもそも水商売で働こうと考えたのは、高収入だからという単純な理由からです。

10代の頃はとにかく自分に使うお金が欲しいという一心で働いてました。

経験もなく、常識もない私が勤められるのか？という不安すら感じなかったのは若さ故という怖いもの知らず。

そんな私に親切に教育してくれたのは先輩ホステスさんでした。

副業として入ったので身バレを心配に

ママも先輩ホステスさんも優しい人達だったのでホステスの基礎はそこで叩き込まれた感じです。

その後、一旦水商売から遠ざかって昼間の仕事をしていましたが同僚から誘われる形で副業としてホステスを始める事になりました。

経験はあるものブランクが長かったので不安でしたが、知り合いが働いていた事もあって一か月ほどで慣れました。

副業禁止の仕事だったので、身バレを心配したのですが案外バレませんでした。

源氏名を使っていた事、昼間の服装やメイクとは全然違う事が理由の一つだったと思います。

時給は1000円ほどで、夜の8時から12時まで週に4、5日働いて昼職と同じくらいの給料でした。

ホステスよりコンパニオンのお仕事は短時間で高時給

その後、コンパニオンの仕事を紹介されて未知の世界過ぎてはじめは乗り気ではなかったのですが時給を聞いて即決したんです。

二時間で6000円から9000円。

時給で換算すれば時給3000円以上という事になります。

そして何よりも魅力だったのは地元から少し離れたホテルに派遣されますし、観光客の接客がメインなので身バレも顔バレも心配がなかったのです。

年末の繁忙期だと月収30万円は固く美味しいバイトだったと思います。

お店で働くとほとんどが月給制ですが、週給制や日払いも相談次第では可能でした。

コンパニオンは完全日払いなので、今月ピンチかもっていう時は有難いバイトでした。

初めてのお仕事は緊張しますが案外簡単

水商売というと色眼鏡で見られる事も多いですし、自分にできるのかな？という不安もあるとは思います。

実際、私も初めてのコンパニオンは緊張しました。

でもホステスと同じく先輩が優しく指導してくれますし、フォローやカバーもしてくれます。

私の場合はホステスとしてお店の中に長時間いるよりも短時間で接客が完了するコンパニオンの方が向いていたと思います。

指名がついたりすると更に時給がアップしますし、チップも貰えるので美味しいバイトでした。

主な仕事内容はホステスもコンパニオンも同じで飲み物（主にお酒）を提供する、会話をするだけ。

その会話が難しいじゃないかと思うかもしれないですが、案外簡単です。

所詮、人と人のコミュニケーションなので、お話しを聞く、お話しをする、リアクションをするという基本的なことです。

水商売を経験したことで感じたメリットは初対面や人前でも話せるように

私が水商売やってて良かったなぁと感じる事は、初対面の人とのコミュニケーションが苦痛ではなくなった事です。

逆にやらなければ良かったと思う事は過去の経歴が消えない事と経済観念が狂ってしまった事。

元ホステスと言うだけで偏見を持たれてしまう事もありました。

でも、私は後悔はしておらず逆に感謝しているくらいなんです。

人前では緊張してしまう私が堂々と人前で話す事も出来るようになって、営業トークも上手くなったのは全て水商売のお蔭だからです。

お金の使い方やお金の大切さを知る事が出来たのも水商売のお蔭なんです。

今では給料が四分の一、三分の一程度ですがきちんと管理できるようになりました。

体力や精神力を使う仕事ではありますが、トーク力を磨くのには持ってこいです。

夜の仕事なんて、キレイな格好してお酒飲むだけの仕事と思ってる人も多いですが大きな誤解ですね。

商売であり、お仕事である以上売り上げも大切です。

私の個人的な意見だと、自分が楽しんでいれば結果がついてくると思ってます。