目標の金額を貯金するためにクラブで1年間働いた体験談

今回の「キャバクラバイト体験談」は、フラニーさん（28歳　女性　新潟県　会社員）からの投稿です。

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私は20歳の頃に約1年ほどクラブでホステスの仕事をしました。

当時、短期間で数百万円の貯金を作る必要があり、求人誌で仕事を探していました。

職種は何にしようか悩み高収入のクラブで働くことに

キャバクラとクラブで悩みましたがクラブの方が年齢層が高いということで、ホステスの中でも一番年下でいられた方が楽なのではと思いクラブの面接に行きました。

『クラブ薔薇』というお店で雇ってもらえることになり、月曜日から土曜日の週6日、レギュラーという常時出勤する形態で働きました。

時給は2000円とさほど高いとは言えませんが、1日の出勤時間が6時間で12000円の日給で月に30万円程度が確約されていました。

成績によるのですが指名や同伴などによりバックが付けば手取りはもっと増えるので実際は毎月35万円ほどは稼げました。

私が働いていたお店ではお給料は毎月一回の現金手渡しでの支払いでしたが、一日に5000円までは即日でもらうこともできました。

例えば6時間働いた日に12000円の稼ぎからその場で5000円をもらえば、残りの7000円はお給料日にいただけるというシステムです。

先輩ホステスさんには毎日のように即日でもらっている方もいましたが、私はとにかく貯金が目標でしたので基本的に毎月一度のお給料日に全額をいただくようにしていました。

繁華街にあるクラブの雰囲気とは

私が勤めていたお店はいわゆる繁華街にあるクラブで、商店街一帯に水商売系のお店がひしめき合っています。

私は1年間勤めた中で知り合いがお店に来るというようなことはありませんでしたが、お昼の職場をしながら週に数日アルバイトに来ているホステスさんは、昼の職場の方がお店に見えたこともありました。

そのホステスさんはすぐにママに報告をし、職場の方とは接触せずに済むフロアで接客をしたり、更衣室でしばらく身を潜めたりして身バレをしないようにさせてもらっていました。

クラブではお客様一人につきホステスは何名でも同席することができるので座席はゆったりと作られていることが多いです。

私が勤めたお店もソファ席は大人が横に3人並べるサイズで統一してありました。

最初のうちは先輩ホステスさんのつく席に一緒に座らせてもらい、新人とのことで紹介してもらったり、分からないことも丁寧に教えてもらったりと、仕事自体は難しくありませんでした。

仕事内容ややりがいについて

よくドラマなどであるような女の戦いのような蹴落としや嫉妬も特にはなく、できないことや分からないことをきちんと伝えればフォローしてもらえて働きやすかったです。

基本的にはお客さまのお酒を作り、楽しくお話をする、というだけですので必要以上に心配することはないと思います。

ただし中には非常に酔っ払ってしまい暴言を吐いたり、気に入らない女の子をチェンジしろときつい調子で要望するお客様もいらっしゃいます。

だいたい60歳～70歳ほどの年齢の方には「孫みたいで面白くない」「幼すぎて話す気にならない」などと私の年齢のために鼻から相手にしてもらえないこともありました。

働き始めた頃はショックを受けましたが、それも次第に慣れることができました。

メリットは頑張ってお仕事をしたら稼げる

逆に「若いのに頑張っているね」「少しだけど応援させてね」と指名や同伴をしてくださるお客様もいたので、お客様とホステスとの相性次第の部分もあるかと思います。

良い時も悪い時もありましたが、コンスタントにお金を稼げて1年間で目標の貯金が達成できたので、私はこの仕事をやって良かったと思っています。

しかし、手取りが良いために羽振りが良くなってしまう人が多いのも事実です。

私のように一時的な資金繰りのために働くのであれば目の前の収入に左右されず堅実な生活を送ることが大事だと思います。

それさえ出来ればお給料は高額ですのできちんとお金は貯まりますし、それを元手に学校に通ったりお店を出したりと夢に向けて進んでいる人も多いです。