辛い時はあったけど、やってよかったキャバクラでのアルバイト生活

今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、むーみーさん（31歳 女性 大阪府 会社員）からの投稿です。

大学生の頃にキャバクラでバイトをしていましたが、キッカケは大学で初めて出来た友達に、「一緒にしよう」と誘われたからです。

特にアルバイトを探していたわけではなかったのですが、友達と一緒に働けるアルバイトなら遊び感覚で出来そうだと思い、時給も良く出勤日の融通がきくので始めました。

友達と働く予定のお店に行き、店長に会って時給や接客方法などを聞きました。

稼いだポイントで時給が変わるキャバクラでアルバイト

最初の時給は4,000円で、「頑張ればどんどん時給は上がるよ」と言われました。

頑張るとは具体的にいうと、指名をもらったり同伴出勤をしたり、高級なボトルを入れてもらったりすることでした。

私が働いていたお店のシステムはポイント制で、同伴出勤は10ポイント、指名が8ポイント、場内指名が5ポイントといった感じのシステムになっていました。

1ヶ月のポイントが100ポイントを超えると時給が4,500円に上がるというような内容でした。

逆に、お客様を呼べない、指名がないという状況が続いたり、遅刻や無断欠勤などをすると時給は下がっていくようになっていました。

お仕事内容は、お客様と会話をしたり、慣れるまでは大変

仕事内容はお客様と会話をしたり、お酒を作ったり、グラスの汗を拭いたり、タバコに火をつけたり、トイレへのエスコートしたりしますが、やり方は最初に教えてもらいますが、慣れるまでは失敗も多かったです。

数日後には慣れて上手になってくるので、あまり心配しなくても良いですし、服もドレスで仕事をするのですが、ドレスは持っていなかったので最初はお店のドレスを借りて仕事をしていました。

お給料をもらった後は、自分のドレスを購入して着ていましたし、髪型は必ずセットするように言われていたので、出勤日はセットサロンでセットをしてもらって出勤していました。

接客中は基本的に触ったりされないですが、軽いボディタッチはあります。

ですがあまりにもしつこかったり、触られて嫌だった場合は、ボーイさんに言うと助けてもらえるので安心です。

ボーイさんは常に周りを見て、空気をよんで動いてくれていて、裏では私たちといろんな話をして場を和ませてくれていました。

月に二回ある給料日に、現金で支給されるので安心

お給料は月に二回ある給料日に現金でもらいますが、どうしても今お金が必要な場合などは日払いもできます。

ただし全額はもらえないですし、今日いくら欲しいのかは店長やキャッシャーをしているボーイと交渉していましたが、全額を渡さないのは、急に来なくなるのを防ぐためだと思います。

私は週に3回から5回くらいの出勤で、平均月収は50万くらいあり、バースデーやイベントなどで出勤日数が多い時は100万稼ぐ時もあったので、頑張り次第で稼げる仕事だと思います。

気づいたことは、簡単に楽に稼げる仕事ではない

この仕事をしてみて気づいたことは、簡単に楽に稼げる仕事ではないんだということでした。

同伴のノルマがあったのでお客様を呼ぶために毎日連絡は欠かせないですし、同伴できなかった時は指名をとるのに必死でした。

次の日が学校でも上客とはアフターに行ったりして、しんどくて学校に行けなかった時もありました。

ブログもマメに更新して、話のネタを作ったりしていましたが、精神的に辛い事もあったのですが、今振り返ってみると、やって良かったと思います。

美意識が上がって、いつでも可愛くいられるのがうれしい

普通のアルバイトよりは収入が良いので、値段を気にせず良いお洋服や鞄を買ったり、化粧やネイルなどにも気を使ったりして、美意識が上がっていつでも可愛くいられたと思います。

さらに、接客をする相手の方はほとんど年上だったので、私より何倍も知識が豊富で、話しているだけで社会常識、礼儀作法、マナーを身につけれたと思います。

私自身もどんなお客様が来ても接客できるように新聞を読んだり、話題のあるものをチェックしたりしていて、それも自分の財産になったと思います。

普通のアルバイトでは出来ない経験が沢山できて良かったです。