軽い気持ちで始めたけれどかなりの天職だったキャバクラバイト
今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、はるさん(40歳 兵庫県 主婦)からの投稿です。
軽い気持ちでキャバクラ嬢に転身しましたが、かなりはるさんに適正の高い職業だったようです。
一緒に入店した同僚が辞めてしまってもお店で働き続けていたはるさんでしたが、他のお店も経験してみたいと考え、他のお店への移籍をすることを決意します。
私は10代の頃、カラオケで働いていた頃の同僚に誘われて興味本位でキャバクラで働いたのが始まりでした。
当初は自分に続けられるのか全く分からない世界でしたので、まずは体験という形でその同僚と働きました。
体験でもその分のお金がいただけるので、軽い気持ちだったかもしれません。
全くの初心者でも、仕事の内容は全然大丈夫
仕事の内容は全くの初心者でも全然難しくないものだとその時感じました。
ただお客様によっては対応が全く違うので、回数を重ねていくと少し対応の難しいお客様に当たる場合もありました。
体験から働いたお店ではカラオケも置いてあるお店だったので、どちらかと言えば、知り合いとお酒を飲みながらカラオケボックスで遊んでいながらお金がもらえるという、はじめの印象は、いい印象でした。
そしてお客様が入店されるまでの間は女の子は待機の状態で、知り合いの女の子が増えれば楽しく過ごせる感じでもありました。
そちらのお店では一緒に入店したお友達はすぐにやめてしまいましたが、私は一人になってもしばらく続けられるほど不安なく働けるようになっていました。
他のお店も経験してみたいので、求人誌で探しました
ただその後他のお店も経験してみたいなと思い、普通のバイト求人誌でキャバクラ店を探しました。
その当時キャバクラでもクラブに近いような雰囲気のものが増えてきていて、料金システムはキャバクラですが、クラブロッサという、少しお店の雰囲気も高級感のある、当時では新店舗に近い時に入店をすることにしました。
そちらのお店では、そのお店の高級感や新しいお店の雰囲気もあってか、お客様も比較的途切れず来られるほどのお店で賑わっていたので、顧客を見つけるのにも見つけやすいお店でもありました。
こちらのお店ではカラオケなどはなく、ひたすらお話をしないといけませんでしたが、あまり作るのではなく、なるべく素を生かした状態でお仕事をしていればそんなに負担はありませんでした。
基本的にはお店以外や接客中以外では携帯での営業が非常に大事になっていますが、人気の女の子はメールを非常に巧みに使いこまめに営業していたように思います。
とってもうれしい、月末と月中の2回の給料
支払い形態は月に2回の給料の支払いで、月末と月中とで支払われていました。
比較的賑わっていたのと、自分自身も少し頑張って日数も入り顧客もいれば月2回の給料支払いですが、その1回分でも十分25万~30万ほどになる場合もあり、それが2回支払われるとなると十分に稼げている状態でした。
簡単ではありませんが、資格はなくても、若くても少し頑張れば簡単に高収入を得られるといった印象もあります。
キャバクラは、自分にはとてもよい人生勉強に
キャバクラでのお仕事は、未熟な自分に非常に勉強になったこともたくさんありました。
普段、普通に仕事をしていて出会えないような方とも出会いましたし、お酒の場ともあってどんなに紳士な方でも、違う一面も見させていただいたり・・・と貴重な経験はできたかと思います。
何か将来の必要なお金の為に短期的に働いて収入を得たい場合はとてもいいかもしれませんが、ラクして簡単に稼ぎたい、など特に目的がなかったりするとあまりいい方向へ行かない女性たちも多くみてきました。
一生懸命働いたお金も湯水のように使ってしまって、結局風俗までいってしまう人や、ホストに貢いでボロボロになる人などさまざまな女性が働いています。
その中に自分も過ごしていたらお金の使い方が荒くなってしまい、高収入を得ていてもお金が残らないという事もなる時期も多少はありました。
それからは自分の目的などもしっかり考えながら、キャバクラも立派な仕事だと思って、一生懸命向き合って仕事をすることが出来たら「私はとてもいい経験のできる仕事ではないかな?」と思うようになりました。
私は「人生の経験としては働いてよかった」と感じています。
はるさんはキャバクラ嬢としての適性が非常に高い方のようですね。
大抵の方は一番最初は不慣れな作業に苦痛を感じるのですが、はるさんにはそのような様子はありません。
素の自分で働くという点も素晴らしいですね。
演技で乗り切るキャストも多いですが、やっぱり疲れが溜まりやすいようです。
素の自分でも常連がつくというのはキャバクラ嬢が天職なのかもしれません。
キャバクラは高収入を稼げる職業です。
ですが、適正がなければ非常に辛く、心身ともにボロボロになってしまう可能性もあります。
数店舗で働いてみて自分にはあっていないと感じるようであれば、キャバクラ嬢という道を諦める勇気も必要でしょう。
また、ボロボロの状態で働き続けても、お金遣いが荒くなったり、優しくしてもらうためにホスト通いになってしまう可能性が高くなります。
目的があって働き出したとしても、他のことでお金を使い、自分を支えていかなければならないという状態は避けるべきです。
まずは働いてみて、自分に適性があるかどうかを試してみるといいでしょう。